まさか自分が富士山に登る日がくるなんて、ほんの少し前まで思ってもいませんでした。
運動は苦手だし、登山の経験もゼロ。しかもタイミング悪く生理2日目。そんな私が、母の「一緒に登ってみない?」のひと言で、富士宮ルート1泊2日の富士登山に挑戦することになりました。
このブログでは、そんな私の“リアルな持ち物リスト”と、初心者だからこそ感じた気づきや工夫をご紹介します。
同じように不安を抱える方の少しでも参考になればうれしいです。
⏰ 登山前にしておいてよかった準備
- 荷物をカテゴリごとにジップロックで整理(雨が降っても安心)
- すべての衣類を圧縮袋に入れて軽量&コンパクトに
- ザックの外ポケットにはすぐに使う飲み物・酸素缶・日焼け止めを
- 富士登山の事前登録・入山料の支払い
- YAMAPアプリアプリでの登山計画の作成(登山時間の目安に)
- 前日はたくさん寝る・爪を切っておく
🎒 1. リュックの中身は約7kg。でも必要な重さでした
30Lのザックは腰で支えられるタイプを選びました。
最初に荷物を詰めたとき、「ちょっと重いかも?」と思いましたが、登るうちに水分が減って軽くなり、特に問題なし。
登山時の腰ベルト大切さを知りました。肩で背負うタイプだけのザックとは楽さが全然違います。
➡️ 私が使ったザックはこちら
🥤 2. 飲み物&食べ物:体調を守る命綱
- 水500ml×2本+麦茶600ml
- ウィダーinゼリー
- アミノバイタル(運動前・後)
- 経口補水液ゼリー×2
- 栄養補助食品
- ラムネ、塩分飴など
- カルパスなど(自分の好きなお菓子があると頑張れる)
特にゼリー系は、歩きながらでも摂りやすくて便利でした。
➡️ ウィダーinゼリー
➡️ 経口補水液ゼリー
➡️栄養補助食品
➡️ アミノバイタル
🧥 3. 雨・寒さ・日差しから守る装備たち
- レインウェア(耐水圧20,000mm以上のもの)
- 防寒着(ダウンやフリース)
- 手袋(怪我防止にも)
- サングラス&日焼け止め(必須アイテム)
- 帽子&ネックガード
- フェイスカバー(あると便利)
結果的には天気に恵まれて、レインウェアと防寒着は使用しなかったけれど、「何かあっても安心」と思えました。
➡️ レインウェア
➡️ 防寒着
➡️ 手袋
➡️ サングラス
➡️ 日焼け止め・日焼け止めリップ
➡️ 帽子・ネックガード
➡️ フェイスカバー
🩸 4. 女性にとって大切なもの(生理用品など)
- 吸水ショーツ+スポーツ用ナプキン
- おりものシート(衛生上あると便利)
- ゴミ袋(防臭効果のあるもの)
- ウェットティッシュ
- ボディーシート(汗をかくので、体をすっきりさせます)
- メイク落としシート
- 歯磨きシート(シートなら、水がなくてもすっきり)
- フェイシャルパック(日焼け後の肌に、ビタミンCや鎮静作用のあるものもおすすめ)
- ドライシャンプー(帽子で蒸れた頭皮に)
- メイク用品(登頂時に笑顔で写真を収めるために、最低限のメイク)
生理中だったので、衛生管理と快適さの両立が大事でした。防臭袋は、ごみの不快なニオイが全くしないので、おすすめです。水が貴重なので、ふき取り系アイテムが本当に役立ちました。
➡️ 吸水ショーツ
➡️ スポーツ用ナプキン・ショーツ一体型ナプキン
➡️ おりものシート
➡️ BOSの防臭袋
➡️ ウェットティッシュ
➡️ ボディーシート
➡️ メイク落としシート
➡️ 歯磨きシート
➡️ フェイシャルパック
➡️ ドライシャンプー
🛠 5. 意外と役立った便利アイテムたち
- 酸素缶(2本とも下山時に使い切り)
- トレッキングポール(ストック)
- ロキソニン(高山病を発症し、服用しましたが、私は効果を感じました)
- 靴擦れテープ(意外と靴連れする人多いみたい)
- ヘッドライト(ご来光登山ではでなくても、夜間のトイレや万が一のために)
- 現金(トイレ300円など)
酸素缶はこまめに吸って、高山病を予防。賛否両論ありますが、私は少し効果を感じました。ストックは膝の負担を大きく軽減してくれました。初心者こそ必須アイテムです。
➡️ 酸素缶
➡️ トレッキングポール(ストック)
➡️ ロキソニン
➡️ 靴連れテープ
➡️ ヘッドライト
🛏 山小屋でのリアル体験と工夫
- 仕切りが薄いので耳栓は必須
- 夜はかなり冷えるため、寝具と着る物で体温調整を
- 水が使えないのでペーパー歯磨きやボディシートが快適さを保ってくれました
- 小銭は想像以上に使う(トイレだけでなく、食事や山頂でのお参りなど)
トイレ事情や就寝環境など、「知らなかったら不便だった!」ということがたくさん。事前情報って大事ですね。
📓 次回への反省メモ
- フェイスカバー(日焼け・粉塵対策)を忘れて後悔
- 栄養補助バーはもっと多めに持っていけばよかった(2本では足りませんでした)
- 耳栓や朝食は山小屋に確認してから出発すべき
「あれがあったらもっと快適だったかも」と思うのは次回への良いヒント。備忘録としてここに残しておきます。
🌸 おわりに:準備があれば、自信につながる
登る前は、「本当に私にできるのかな」とずっと不安でした。でも、登ってみて思ったのは、「道具に助けられた」ということ。しっかり準備すれば、不安はぐっと小さくなるんだな、と。
富士登山に挑戦したいけど不安な方へ。
荷物を整えることが、自分を信じる力になりますように。
そして何より、あなたの登山が安全で楽しいものになりますように。
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