“7/5”の予言に振り回されない。日々の備えが、わたしの安心をつくる

そなえる防災

「7月5日に何かが起きるらしい…」そんな噂がSNSを賑わせています。夢で未来を予知したという話や、大地震の可能性を示唆する投稿も。つい気になってしまうけれど、私は思うのです。「明日かもしれないし、いつかは必ず来る」。だからこそ、特別な日を意識するよりも、“毎日”の中に防災を取り入れることが、何より大切だと思うのです。

なぜ「7/5」が話題に?

話の発端は、漫画家・たつき諒さんの『私が見た未来 完全版』という一冊。作者が夢で見た出来事が現実に起こったという経験を元に、未来の大災害について語られたその内容が、再び注目を集めています。中でも2025年7月の予知に注目が集まり、「7月5日が危ないのでは?」と憶測が飛び交っているのです。

でも、たつきさんご本人は、「7月5日に起きるとは限らない」と明言されていますし、気象庁も「日時・場所を特定した地震の予知は不可能」としています。不安を煽る情報に振り回されず、自分の心と暮らしを守る視点が必要なのです。

防災は「きっかけ」より「習慣」

たしかに、このような話題は「そろそろ備えなきゃ」と考えるよい“きっかけ”になります。でも、備えは一時的なものではなく、続けていくものだと思います。防災は、季節の衣替えのように、日常に根付いていてほしい。日々の暮らしの中に、自分らしいペースで防災があれば、いざというときに焦らず対応できます。

わたしの「防災スタイル」を見つける

1. 備蓄は“使いながら”が合ってる?

非常用に…と買った保存食も、気づけば賞味期限が切れていたこと、ありませんか?「ローリングストック」という考え方なら、ふだん使う食材や日用品を多めに持っておいて、使った分を補充するだけ。これなら無駄もなく、防災がもっと身近になります。

👉ローリングストックって何?毎日の“食べながら備える”防災術

2. 持ち歩きアイテムをおしゃれにミニマルに

毎日のバッグに入れておける、小さな防災ポーチもおすすめです。ハンカチ、モバイルバッテリー、常備薬、ミニライト…。お気に入りのポーチにまとめるだけで、気分も上がります。

👉 40代からの “私らしい” 防災ポーチの作り方

3. 防災+防犯+衛生で安心を広げる

女性の視点で見直すと、必要なものが変わってきます。例えば、生理用品、使い捨て下着、防犯ブザー。これらは防災というより“自分を守る道具”なのかもしれません。ポーチにひと工夫を。

👉 女性のための自分を守る防災グッズ

性格から選ぶ“わたし仕様の備え”

じつは、性格タイプによって「防災スタイル」も違ってくるんです。計画的に準備したい人、直感で選びたい人、感情に寄り添って考える人…。MBTIという性格診断を参考にしながら、自分にぴったりの備え方を見つけてみてくださいね。

👉 【無料診断】あなたのMBTIタイプでわかる「防災スタイル診断」

もしもの時、家族とつながるために

家族や大切な人との連絡手段、決まっていますか?スマホが使えない時のために、紙に書いた連絡先、集合場所、災害伝言ダイヤルの番号などを備えておくと安心です。家族で一度、話しておくことも、立派な“備え”のひとつです。

たとえば、こんなふうに書いておくと安心です:

【わたしの連絡メモ】
・氏名:〇〇〇〇
・電話番号(自宅):03-xxxx-xxxx
・電話番号(携帯):090-xxxx-xxxx
・緊急時の集合場所:〇〇公園 第2避難所
・災害伝言ダイヤル(171)メッセージ例:
「〇〇です。家族は全員無事。〇〇に避難中です。」

まとめ

「7月5日が怖い」そんな声に耳を傾けつつも、私はこう思います。備える理由に“日付”はいらない。ただ、自分と大切な人のために、今日できることを、無理なくはじめるだけ。

怖がるためじゃなく、自分を守るための防災。安心の積み重ねが、未来のわたしをきっと支えてくれるから。

小さなきっかけから、小さな準備を。今日から、あなたの「わたしらしい備え」をはじめてみませんか?

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